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2010年1月、多摩川の小物釣りで多摩川デビューしましたが、小物仕掛けに鯉が掛かって何回も糸を切られてから、鯉釣り魂に火がついてしまいました。
2010年3月上旬、新潟に里帰りしたが、帰りはシーバスロッドを持参して東京に戻ってきました。
シーバスロッドの使い道・・・それは多摩川で鯉を釣るため。
3月第2週の日曜日。全国的に雨模様の天気で、東京でも朝から雨が降る天気。
「せっかくシーバスロッドを新潟から持ってきたのに、今日は雨降っているし、寒しなぁ〜」
と、しばらく川に行くか行かないか迷ってしまうが、家にいても何もやることがないので、気合を入れて多摩川に向いました。
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新潟から持ってきた道具 |
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新潟から持ってきた釣り道具は、竿が3.3m振り出しシーバスロッド、リールは3500番。あとは黒鯛釣りに使用していたドングリ浮きなど入った道具箱。
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この場所は2回目 |
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前回、小物釣りに来たときはヘラ釣り師が2〜3名、鯉のパンプカ釣り(食パンをエサにして、水面に流す鯉釣りスタイル)が2名ほどいたが、今日は雨が降り、気温も低いので、釣り人は一人しかいなかった。
「雨降っているから釣り人がいないのかなぁ??人がいないからちょっと寂しいけど、広々と釣りが出来ていいか!」
早速、仕掛け作りです。
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仕掛け |
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仕掛けは悩みました・・・多摩川の鯉釣り師のホームページを見たり、空想で色々考えたりしました。
多摩川ではエサを食パンにして、水面に仕掛けを流す”パンプカ釣り”があります。新潟では通用しない仕掛けですが、多摩川はすごく鯉の魚影が濃く、水面に浮いているエサを食べるのが慣れているので、食パンをエサにするのはいいと思います。
問題は浮きをどうするか?流し釣りなので浮けば何でもいいですが、ちょっと仕掛けを投げたい時は軽い浮きでは飛びません。しかし、大きい浮きだと邪魔になるし・・・仕掛けの基本は”流して釣る”ことなので、流しで使う浮きを考えると、磯で使うドングリが有効。これならちょっとした遠投もできます。
ドングリ浮きでも色々な種類がありますが、特に視認性に優れている”チヌ円錐浮き”を使用します。
鯉の口は底のエサを食べるのに適しているので、水面に浮いているエサを食べるのが下手です。水面にエサを完全に浮かせるとバラす確立が多くなります。そこで、スイベルは小さめの8号、ガン玉2Bをつけて、エサを水面より10〜20cm沈めることによって、鯉もエサが食べやすく、バラシも少なくなるはずです。
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エサの食パン |
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食パンは耳の部分を針につけます。大きさは3〜4cmくらい。
中の白い部分は、撒きエサに使かったり、蜂蜜を持ってきたので人間様の昼メシです。
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釣り開始 |
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仕掛けを作り、針に食パンをつけて、いよいよ釣り開始・・・の前に、食パンの白い部分を手で小さくちぎって、川に流してみます。
しばらくすると鯉がパクパク。水面に浮いているパンを食べ始めました。
でも、まだ仕掛けを流しません。あちらこちらで鯉が水面のパンを食べていますが、この鯉たちをなるべく1箇所に集めるように、食パンを流します。(黄色線が食パンを流すルート)
そうすると、鯉たちは×印のところに集まってきましたので、いよいよ仕掛けを投入します。
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1発で食ってきた! |
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1投目から一発でエサに食らいついてきました(^^)v
久しぶりの鯉の引きです。考えてみれば去年は山菜採りやキノコ採りが忙しくて、鯉釣りする暇なかったもんなぁ。
手応えから50〜60cm位ですが、シーバスロッドなので余裕でやり取りが出来ます。ハリスが2.5号とちょっと細めなのでリールのドラグはしっかり調整しておきます。
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口にがっちり |
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針を水面より少し沈めているので、針掛かりが浅いということはありません。がっちり口に掛かっています。
この日は鯉を22匹釣りましたが、針掛かりが浅いのは一匹もいませんでした。もし、完全にエサを水面に浮かせると、針掛かりが浅くて何回かバラしていたと思います。
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こいつが一番綺麗 |
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多摩川の鯉は釣られまくっているせいか傷がついていない綺麗な鯉が少ないです。
そんな中でもこいつが一番綺麗でした。体長は60cmくらいでした。
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本日の大物 |
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本日の大物は体長70cmくらい。なかなかの手応えでした。ハリスが2・5号でしたので強引なやり取りが出来ず、ドラグ調整も竿のMAXしなり80%の調整でしたので、リールから糸が出るくらいで楽しかった。
体長70cmくらい・・・今日はメジャーを持参していませんでした(^_^;)
多摩川では鯉釣りしょっぱなだし、忘れ物1つくらいあるさ。
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多摩川の鯉 |
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今日は22匹の鯉を釣り、小さい鯉は50cmくらい、最大は70cmくらいで、平均アベレージは60cmってところでした。
1日でこんなに鯉を掛けたことは今までありません。もう爆釣でした。
だけど、楽しいだけではありません。
写真の鯉の口を見ると、多分、何回も釣られているので、口が傷だらけで変形しています。この写真の鯉だけではありません。掛けた鯉の半分は口が変形していました。
こんなのを見るとかわいそうです。
かわいそうなら釣らずにそっとしておくのがいいのでしょうが、鯉釣り大好きだから釣らないのは無理です。
でも、鯉をなるべく傷つけないよう、針のかえし(バーブレスフック)にしたり、管理釣り場でよく見かけるラバーネットにしたりして、鯉をなるべく傷つけないよう工夫をしたいと思う。
新潟では口が変形するほど釣られている鯉なんて見たことないです。新潟の鯉釣り師の少なさもありますが、水が綺麗なところなら50〜60cmの鯉なんて食べ頃サイズなのでお持ち帰りだもんね。
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