Home > サイトマップ  東京都多摩川編



先週に続き、今週も多摩川に鯉釣りに出かけました。

今日、鯉釣りをするところは、多摩川支流の浅川(あさかわ)。

事前情報だと、この浅川も鯉の魚影が濃いとの話。どんな鯉が釣れるか楽しみだな〜




本流出合い

多摩川との出合いから、チャリンコを漕いで、鯉釣りポイントを見ていく。




浅川の様子

0km地点の全景。全体的に浅く、流れもある。

このような流れのあるところは夏に攻めるポイントだろう。

まだ水が冷たい春は、水の流れが緩やかなところで、水深が1mはほしい。

そんなポイントを目指して上流に向かう。




出合いから2km

多摩川出合いから2kmほど上流に行くが、なかなか鯉が溜まりそうな、トロ場が見つからない。

両側の堤防は舗装されており、ジョギングしている人、散歩している人、サイクリングしている人がいっぱいいる。

その中、作業服姿で釣竿を持っているは私しかいないので、、なんか浮いた存在のように感じてしまうなぁ(^_^;)




ようやくトロ場発見

上流の工事のために、石を積んで流れを変えたのだろうか?ようやく鯉が溜まりそうなトロ場を見つける。

上から川を見ると、ちらほら鯉が見える。早速、仕掛けを作って釣り開始だ。




今日の仕掛け

今日の仕掛けは、オモリを付けない完全フカセで鯉を釣る。エサは食パン。




1発で食ってきた!

仕掛けを作り、まずは鯉の反応を見るために、食パンをちぎって流してみる。

川の流れに沿って浮いた食パンが流されていくと、鯉がパクッと・・・

「鯉の反応良好!さてと仕掛けを流してみるか!」




50cmちょい

仕掛けを流すと1発で食ってきた。ただ・・・ちょっと引きが弱いので、そんなに大きくない。

釣り上げた鯉は50cmちょっとの鯉。

先週の多摩川本流で釣った鯉は、口が傷だらけの鯉が多く、そんな醜い姿を見てしまうとうれしさが半減してしまったが、この浅川の鯉はきれいな魚体をしている。

魚体がきれいなら、あとの望みは大物釣るのみ!




水門下

チャリンコを漕ぎながらポイントを探していると、流れ込みの脇に水門があり、その水門下がトロ場になっている。

水門の上に立ち、寄せパンをばら撒いてみると、またまた鯉がパクッと・・・

「ここの川も、すんげぇ鯉の魚影が濃いなぁ〜」




鯉のエサだけじゃないよ

食パンは鯉だけのエサじゃない。私のエサでもある。

食パンだけでは味気ないので、ハチミツをつけて昼飯タイム。




メシ食ったし釣りするか・・・

エサの食パンを食ったことだし、釣り再開。

ポイントは水門流れ込みの下。あまりポイントに近づくと鯉が逃げるので、遠めから仕掛けを投入する。

オモリをつけない仕掛けだが、チヌ円錐浮きを使っているので、飛ばそうと思えば30mは飛ぶ仕掛け。この浮きは飛びと感度を重視したフカセ専用浮きなので、30m飛ぶのは当然なのだが・・・




ここも一発

仕掛けを流した途端に浮きが沈む。

「ここも一発で食ってくるなんて、なんて魚影が濃いんだ!」

新潟にいた頃、鯉釣り雑誌で多摩川の記事が載っていたが、その記事には1日10匹、20匹の釣果が書いてあり、「そんなに鯉が釣れるのは本当か?」と半信半疑で読んでいた。
しかし、実際多摩川で鯉釣りをすると、その記事に書いてあった通りの釣果でビックリ。

釣れた鯉は体長65cmくらいのすらっとしたオス鯉。

体長の割には尾びれが大きい鯉だったので、なかなかの手応えでした。




2投目

オス鯉が釣れて、もう1度仕掛けを流してみると、またまた当たりが・・・

竿に伝わる手応えからしてマズマズの型。

ハリスが2.5号なので、強引なやり取りをするとハリスが切れてしまう。

ドラグ調整をしっかり設定し、十分の鯉を弱らせてから鯉を取り込む。

釣れた鯉は70cmくらいの鯉。




多摩川の鯉

水門下はポイントが小さいので、鯉を2匹釣ったら、場荒れをしてしまい、鯉が警戒してエサを食べなくなってきた。

そこで今度は流れ込みの反対側、藪の下がトロ場になっており、そこそこ深場になっている。もっとポイントを観察するとゴミが流れついて、鯉が居つく条件が揃った1流ポイント。

ポイントまで20mはあるが、遠投に優れたチヌ円錐浮きを使用しているので、ノーシンカーでも仕掛けを飛ばすことが出来る。

早速、仕掛けを投げ込むと・・・「バシャ!」

一発で鯉がエサを食べた。




腹パンパン

一発でエサを食ってきた鯉は、腹が卵でパンパンなメス鯉。体長は65cmくらい。


鯉の写真を撮っていたら、私の釣っている様子を見ている人が声を掛けてきた。


ギャラリーの人:「見てました。一発でしたね!」

:「あそこは良いポイント。今日は色々なポイント見てきたけど、ここが一番いいポイントだなぁ」

ギャラリーの人:「僕も鯉釣りするんですが、その仕掛けスゴイ飛びますね。仕掛け教えてもらっていいですか?」

:「多分、多摩川でこの仕掛けを使っている人はいないと思うよ。浮きがチヌ釣りで使う”遠投フカセ浮き”なんです。もともと、細い磯竿でオモリをつけない軽い仕掛けでも遠投できるように設計された浮きだから、飛びと感度は抜群。それにエサを沈ませたいときはオモリをつけることが出来るから、表層・中層・底とどんな層でも狙えるよ。ただ・・・シーバスロッドのような硬い竿に軽い仕掛けを飛ばすから、ちょっとコントロールつけるのが難しいかな。」

ギャラリーの人:「年間、どれくらいの鯉をあげていますか?」

:「いや〜実は多摩川で鯉釣りは2回目なんですよ。先週は22匹、今日は17匹。このペースだと月2回の釣行で40匹だから、年間500匹かな(^_^;)」

それからしばらく鯉釣り談義をしてました。




浅川の鯉

浅川の鯉はきれいな魚体の鯉ばかりでした。

川の両岸が遊歩道になっていて、人目にかなり目立つので、多摩川本流に比べて鯉釣り師もいないのが、傷のついた鯉が少ない要因だと思います。

それにしても、この浅川で鯉釣りをすると、かなりの人に声を掛けられます。親子連れで写真を撮っていく人も何組もいました。浅川で鯉釣りする人が珍しいかもしれません。


本日の釣果19匹。最大は70cmくらいでした。




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