HOME> サイトマップ> 栃木県奥鬼怒方面



6月第2週の土日、のぶさんのホームグラウンドである栃木県奥鬼怒に遊びに行ってきました。

私の今回の目的はダム湖での鯉釣り。地元漁協の漁労長の話だとデカイ鯉がウヨウヨいるというが橋上から湖畔を見ると、確かに漁労長の言ったとおりデカイ鯉が泳いでいる。

そんな鯉の姿を見たら釣りたくなってきた。

鯉釣りのベストシーズンは産卵前。山奥のダム湖なので、鯉の産卵は6月中旬に始まると読んで、鯉釣りをやってみました。



新潟から親父・よしおじさん・じいさん・ばあさんが来ましたが、親父の遊びの目的は私とは違い、奥鬼怒方面でどんな山菜が出ているか山を見るのが目的。

鯉釣りは夜が勝負だから、昼は親父と2人で山を探索し、夜は鯉釣りと24時間体制で遊ぶことにする。



まずは山菜採り。

道路沿いでは藤の花が咲いている時期なので、山菜の出が遅いということはない。

どこに行くか奥鬼怒方面の地図を眺めてみる・・・

どうせ山に行くなら人が来ないところに行きたい。沢沿いに道路がダメだな〜と考えながら地図を見ていたら、1箇所あまり人が行かなそうな沢がある。

「ここは人が入らないかもしれないぞ! あれこれこうだから・・・」

と親父に説明すると「面白そうだな!」と言ったので、2人で一緒にその沢に入ってみました。




ダム湖バックウォーター

私が目星をつけた沢は、ダム湖バックウォーターで本流と出合う沢で、出合いには年季の入った砂防ダムが構えている。

その砂防ダム下の溜まりに40cmオーバーの魚が数匹見える。

「なんだアレ!デカイ魚がいるぞ!」

水面から見える魚は黒っぽい魚体で、3〜4匹の群れで行動しているようだ。

何の魚か?わからないので、じっと水面を見つめる2人・・・

「ん!ニゴイじゃないのか?」

「なんだニゴイじゃないかよ!」

ニゴイは雑魚扱いなんで、そんなのは無視してさっさと沢を登りましょう。




ダム湖バックウォーター

本流を渡り、砂防ダムを超えると、ダム湖バックウォーターで釣りをしている人がいた。

釣りスタイルからルアーでヤマメやニジマスを狙っている人だろう。

あの溜まりはニゴイの絶好のポイントかなと・・・




沢を歩く

砂防ダム上流は平坦な川原になっている。

ここは標高1000mを超える沢だが、川の水量はたいしたことはない。

同じ標高1000mでも、これが雪深い新潟だったら水量はこの倍あるだろう。

まずは人が入っているかどうか足跡の痕跡をみるが、1人だけ入った形跡がある。

「人はあんまり入っていないなぁ〜。それにしてもこの足跡いっぱいあるなぁ!」




ハミ跡

親父が言ったこの足跡とは・・・鹿です。

川原1面、鹿の足跡だらけです。

至るところに鹿が食べたと思われるハミ跡が見られました。

新潟では鹿といえば”カモシカ”のことですが、栃木県の方では”ニホンジカ”のことです。




第2砂防ダム

第2砂防ダム上の溜まりを見つめる親父。

何を見ているのかというと、渓魚がいるか探している。

渓魚・・・それはイワナやヤマメのこと。

「なんか小さいのが見えるなぁ〜」

よーく見ると確かにメダカサイズの魚が群れになって見える。




20cmくらいのイワナ

第2砂防ダム上の溜まりには小さな小魚が見えたが、たぶんイワナの稚魚だろう。

稚魚が見えたので、これから上流はイワナがいないか丹念に川を見ていく。

岩の後ろからスッと逃げる魚体が見えた。

「イワナがいたぞ!20cmくらいだけど、この川にもイワナがいたか」

とりあえず、この川にはイワナがいたことが分かったので、源流部に行けば岩魚がいるだろう。




イワナの稚魚

水の溜まりには稚魚がウヨウヨいたので、手ですくってみた。

稚魚の体長は約5cm

パーマークの配列からイワナの稚魚だ。

源流部に行けば、こいつの親が棲んでいるだろう。




沢に入った感想

親父と2人で栃木県奥鬼怒の山探索だったが、まずは山菜はどうだったかというと、山菜は”赤ミズ”と”フキ”しか出ていなかった。それも量はそれほど多く出ていない。狙っていく程ではないだろう。

キノコはどうか?

新潟では晩秋になると枯れたナラの木にナメコが大発生しているが、奥鬼怒の山々のナラは枯れた木がほとんど見ることがなかったので、ナメコはあまり採れないと思う。でも枯れ木がないのは林が元気な証拠。それはそれでいいことだ。

新潟の地元より多く採れる山の幸もある。

その一つが”山ブドウ”。すっごくいっぱいあった。
晩秋、本格的に山ブドウ採りすれば、リュック満タンになるほど採れる。

そして、ここは標高1000mを超える場所なのでカラマツが多く、カラマツ林に出るキノコ”ハナイグチ”と呼ばれるカラマツ林を代表するキノコが多く採れるかもしれない。

キノコについては、太平洋側と日本海側ではキノコの出が違うので、キノコシーズンの10月中旬にカラマツ林を歩いてみて、結論を出そうと思っている。




さて・・鯉釣り

山奥にあるダム湖では、6月中旬に鯉は産卵する。
産卵前に鯉は荒食いをするが、これを”乗っ込み”といい、鯉釣りにとって1番釣れる時期だ。

この時期を逃すまいと去年から準備していました。

このような広大な水量のあるダム湖では、ポイントを見極めるのが難しい。ダム湖の釣りはいきなりすぐに釣れるほど甘くはない。
ましてや、山奥のダム湖は断崖絶壁のところに作られたダムが多く、仕掛けを20m飛ばしたら、水深が何十mの深さになるのも珍しくない。鯉が回遊する深さはせいぜい10m。

今回は2本の竿を用意し、仕掛けを沈める水深は5mと2mにセットするようにする。




2009年7月 減水期のダム湖

2009年の減水期。ダム湖は満水時から10m減水していました。

これはポイントを知る上で絶好のチャンス。来年の鯉釣りをするためにポイント写真を撮りまくりました。

2010年6月、ダム湖は満水より3mほど減水していたので、×印のところに仕掛けを投入しました。

水深は5m、そして砂地より岩があるところがいいです。それはエサが溜まりやすくなるからです。




変化なし・・・

去年から狙っていたポイントでしたが、一晩仕掛けてみましたが変化なし・・・

能書きは立派でしたが、岬になっているこの場所は岬に沿って回遊するようで、岬の上に鯉は上がってこないようです。

のぶさんが

「鯉釣りはどう?」

と私に声を掛けたが

「ダメだ!見込みなし!完全にポイントがズレているな!」と・・・

私の竿は岬の上に仕掛けたが、岬の横に流れ込みがあり、その流れ込みの深さ3mに親父の鯉釣り竿を夕方にセットしていたのですが、夜10時ごろに仕掛けを見てみると、見事にラインが切られていました。

今回は鯉を釣ることができませんでしたが、岬の上では鯉は回遊しないことや流れ込みに鯉は寄り付いていることが分かっただけでも収穫です。

次回、鯉釣りをするときは流れ込み1本に絞って狙うことにしよう。




親父のルアー釣り

2010年4月、私はこのダム湖に2回通ってサクラマスを狙っていましたが、結局サクラマスは上げることが出来ず、釣ったのはニジマスのみ。暖かくなる6月になるとサクラマスやニジマスは深場に移動するようになり、釣るのが難しくなってきます。

そして浅場にいるのはウグイやニゴイの大群。

親父がルアーを投げるとガツンと当たりが・・・

上がってきたのは40cmを遥かに超えるBIGハヤでした。

親父はルアーで初めて釣ったので、外道のハヤでもうれしいようです。
いや・・最後まで粘っていたので、うれしいを超えてルアーにはまったかもしれません。

私は・・・「鯉釣りのエサもこいつらの餌食になってしまうな!」と冷や汗ものです。




よしおじさんのルアー釣り

よしおじさんも数匹釣れましたが、釣れるのはハヤやニゴイばかり。

親父もよしおじさんも釣りと言えばエサ派の2人ですが、ルアーでも魚を簡単に釣ることが出来ることがわかったので、来年の解禁日にはサクラマス狙いに通うかもしれませんね。




最後に・・・

山では”ハルゼミ”がうるさいくらい鳴いていました。この蝉が鳴くのは晩春もしくは初夏なので、もう春は終わったようです。そんな時期に栃木県奥鬼怒方面の山に初めて入ってみましたが、今後につながる収穫はかなりあったと思う。

山菜は期待薄。山ブドウはかなり収穫が出来る。あとはカラマツ林に出るキノコがどんなものか・・・

ということで、今年の秋は奥鬼怒の山々にキノコ探しに行くことが決定ですな。




MENU

 Copyright (C) 2012 oinari. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system