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日本有数の豪雪地帯で知られる飯豊連峰の川。あまりにも多くの雪が積もるために雪代が遅くまで残り、6月中旬以降にならないとても入渓することが出来ない。

雪解け増水が終わると、イワナ達は活発にエサを追うようになり、本格的に渓流釣りを楽しむシーズンがくる。


6月中旬、親父にTELをし、川の状態を聞くと、飯豊の川はまだ雪代が終わっていないという。

今年の山菜も例年に比べて10日〜2週間ほど出るのが遅かったが、川の雪解けが終わるのも山菜と同じぐらい10日〜2週間ほど雪代が収まるのが遅れている。

そうなると、飯豊の川に入渓出来るのは6月4週からだな!と思っていた矢先、東京に住んでいる親戚のおじさんから「6月4週、新潟で渓流釣りしないか?」と誘いがあった。

「6月4週ですか!飯豊の川の雪代が収まってちょうどいいですよ!いい川知っているんで、そこに行きませんか?大物が釣れますよ!」

こんなやり取りから、私とよしおじさんと親戚のおじさんの3人で、飯豊連峰の源流に行ってきました。




雪解けの影響は?

車止めから、1時間山道を歩いたところから釣る計画を立てていたが、山道から川を見てみると、水量が多い。

「おいおい・・・よしおじさんちょっと水量が多くねぇか?」

「あぁ、川通しで行けそうもないな!」

と私とよしおじさんが話していると、親戚のおじさんが心配そうに

「釣りが出来ないの?」という。

「いや、釣りは出来るんだけど、どうしても1箇所だけ川を渡らないといけない場所があるんです。そこさえ渡れれば、そこから先は川通しで行けなくても、舞茸を採る秘密の山道があるから大丈夫なんですけどね。川渡りが出来るか出来ないかが心配なんですよ。」

釣り予定地に着くと、案の定、水量が多い。それに少し雪解けの濁りがある。

「やっぱり今年は大雪の年だったんだなぁ〜。この雰囲気は例年だと6月上旬ぐらいかな。午後になると雪解けで水が出そうだから、今日はあまり無理しないで釣ろう。」




1発で大物が・・・

飯豊連峰の山頂を源にする川なので、水量が多く、川幅も広いです。

そんな川に棲んでいるイワナなので、釣れる魚の型も大きいです。

レギュラーサイズで27〜28cm。大物は40cmを超えます。

仕掛けも大物対応にしなければいけません。

本日の私の仕掛けは

竿:6m
糸:1号を通しで3ヒロ(4.5m)
オモリ:5B
針:イワナ針9号
エサ:ミミズ(大きめのミミズ使用)


急いで準備をし、仕掛けを流すとガツンと当たりが・・・それもなかなか寄ってこない。

「おぉ〜デカイぞ!タモがいるサイズだな!」

仕掛け投入一発で36cmを釣り上げたので大満足です。

私はこの一匹で十分満足。

もう竿をたたんで、ホームページ用の写真撮りに集中することにしました。

ということで、私の本日の釣果は1匹で終了です。




激流の中での釣り

このポイントは対岸の影になっているトロ場がいかにも大物が居そうな場所。しかし、岸から仕掛けを投げても全然届きません。

親戚のおじさんが川の中に入って仕掛けを流すが、ポイントまでは若干届かない。

もう1歩先に行けばポイントまで仕掛けが届くのだが、水流が強くて流される危険がある。

親戚のおじさんは鮎釣りの名人だけあって、流されるか流されないかの限界が分かるので、安心して見ていられる。

「もう1歩行けば届くんだけどなぁ・・・この場所はあきらめて次のポイントに行くか!」

そうそう無理しない。まだまだ先にはイワナが居そうなポイントはいっぱいあるんだから・・・




イワナのたまり場

「おいなりくん、イワナが泳いでいるよ!」

どれどれとそっと岩の横際を覗いてみると

「1・2・3・4・5・・・5匹もいるよ!それもみんな型のいいイワナだよ」

そっと仕掛けを流してみると、イワナが反応した。

「イワナがエサに向かっていったぞ!」

見える魚は釣れないというが、ここのイワナは獰猛です。エサを見ればすぐに食いついてきます。




グットサイズ

見えイワナを釣り上げたおじさん。型は尺に近い。

色々な川でイワナ釣りをしているが、ここの川のイワナはグットコンディション。

樹齢何百年のブナ林に囲まれている川なのでイワナの肉つきもいいし、なんてったてヒレの大きさがいい。

純粋の天然イワナなので、ヒレが大きい遺伝子なのだろう。ヒレが小さい弱いイワナは、この厳しい源流では生きていけない。




冷てぇ〜

私と親戚のおじさんはウェーダーを着用しているが、よしおじさんは下にタイツを履いた作業ズボンで釣行に臨んだ。

出発前の準備、私もウェーダーを履くべきか悩んだが、飯豊の源流は万年の雪渓に覆われているので、水の冷たさが半端でない。真夏の8月ならまだしも、今はまだ6月である。

「泳ぐところないけど・・・川の水が冷たそうだからウェーダー履いていこう」

と決めた私だったが、釣り場に着き、よしおじさんが川に渡ると

「いや〜すんげぇ冷てぇ!!1分も水に浸かってられん!」

それ聞いて、ウェーダー履いてて良かった。




尺イワナ

「でかいのがいるんだけどなぁ〜・・・」

最初の1発目で36cmのイワナを釣り上げたが、この川にはそれ以上の大物はいる。

でも・・・よじおじさんが釣ったイワナも、尺近いみごとなイワナだ。

尺物を釣っても満足しない・・・他の川だったら贅沢な話だよ。




午後になると・・・

正午になり、お昼ごはんを食べていながら川を見てみると、若干、朝よりも濁りが出てきた感じだ。
この濁りは雪解けの影響による濁り。

「濁りが出てきたなぁ。この川はちょっと水量が増えただけで、今まで川を渡れたところが渡れなくなるから、もう少し釣ったら引き上げましょう。」

と声を掛ける。

釣りっていうのは自然に合わせた遊びだから、自然に合わせないとね・・・




今日の釣果

キープはいつもより多いけど25cm以上を17匹。今日の晩御飯はイワナづくしです。

25cm以下は全てリリースしたので、実際は何匹釣ったかなぁ?25匹くらいは釣ったのかな。


親戚のおじさんは、この川の源流の釣りは初めてでしたが、イワナの型・釣れる数に満足した様子で、この川の素晴らしさを充分味わえたようだ。

この川での源流部の釣りはようやく始まったが、7月に入ると梅雨時期になり、釣り人を寄せ付けない暴れ川に変貌する。梅雨が終わり、夏になるとアブが大発生して釣り人を追い返す。

それを考えると、今日がベストだったか・・・飯豊連峰の源流部で釣りが出来てよかったよ!




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