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北上川水系砂鉄川・・鮎釣り


 今年のお盆は宮城県にいる親戚を訪ねる計画を立てたが、親戚に「近くに川がないの?魚釣りができるところがないの?」と尋ねると、近くには沼しかなく、釣れる魚はバスや雷魚ぐらいだという。

「近くに川がないのか・・・」と意気消沈。子供のころ以来の雷魚釣りでもしようかと、地図を見てみると、車で20分も走れば「北上川」があるじゃないですか!

北上川(きたかみがわ)は、岩手県およ宮城県を流れる一級河川。流路延長249km、流れ出る水量は全国でも5番目に入る。日本の河川の中でも指折りの大河。そんな大河を一目見たい!!

北上川について色々と調べるうちに、北上川は鉱毒に冒された過去があり、以前は「死の川」と呼ばれたことがあったそうだ。

僕のホームグラウンドにも廃坑になった鉱山から鉱毒が流れて続けている支流があるが、鉱毒も微量なため本流まで影響はない。しかし、北上川の鉱毒は本流まで影響があるということなので、かなりの量の鉱毒が流れていると思う。




旧松尾鉱山新中和処理施設

鉱毒も中和処理施設のおかげで鮎が生息し、鮭が遡上する川によみがえったらしい。
鮎が生息!色々な川で鮎釣りをしているが、北上川の鮎はどんな鮎なのか見てみたい。

しかし、北上川のような大河は水量も多く、ポイントを知らない新参者が安易な気持ちで鮎釣りをすると流される可能性が高いので、今回は北上川の支流で鮎を見てみたいと思う。




北上川水系砂鉄(さてつ)川

北上川本流と支流・砂鉄川との出合い。

砂鉄川下流は砂が多く、鮎釣りのポイントとしてはちょっとイマイチ。このようなポイントはハヤ・二ゴイが多く釣れそう。




こういうことか・・・

本流との出合いを見て、鮎釣りのポイントではなかったのでがっかりしていたが、出合い近くに大きな看板が立てられていた。

「砂鉄川緊急治水対策・・・」

要するに川をいじったってことか。

堤防を築くだけならいいが、重機で川を平らにしてしまうので、釣り人からすれば魅力のない川に変えられてしまう。




天然鮎

鮎釣りには「石を釣れ」という格言があるが、鮎の主食は石についている藻を食べて大きくなり、良い藻が着いている石を縄張りとする習性があるので、鮎釣りにとって”石”は大事なのですが、ここの下流ポイントはその”石”が見当たらないので、鮎釣りポイントとしてイマイチです。

もっと、上流に行ってみよう!!




まだか・・・

北上川出合いからしばらく車を走らせて、時折、川をのぞいてみる。

「まだ、石がない」

まだ、ここらでは釣りにならないので、もっと上流に行ってみよう!!




第一釣り人発見

ようやく石が見えるようになったかなぁ~と思ったら、鮎釣りしている人を発見。

まだ石は小さいものの、瀬の下流には沈みブロックが点在しており、鮎が好みそうなポイントだと思う。

もっと、上流に行ってみよう!!




いい雰囲気

しばらく車を走らせ、ようやく鮎が釣れそうな雰囲気になってきた。

橋の上から川をのぞいてみると、ちらほらと鮎の姿の確認できる。全般的に型は小さそうだが、中には23cmぐらいありそうな個体も見え、これなら楽しい鮎釣りが出来そう。

ここで釣り開始したいところだが、今回、初めて訪れた川なので、もっと上流も見てみたい。




更に上流

もう少し上流に行ったが、川幅が狭くてちょっと釣りづらい。

こういう釣り師が敬遠するようなところでは、思わぬ入れ掛かりをする場合があるが、今日は初めての川なのであまり釣果に拘らず、のんびり釣りをしようと思う。

これ以上、上流に行っても水量が少なそうなので、先ほど行った下流のポイントで鮎釣りをすることにした。




オトリ購入

釣り場所も決まったし、今度はオトリ屋さん探し。川沿いに車を走らせるとオトリ屋さんを発見。

早速、オトリ2匹と日釣り券を購入。オトリ屋さんに砂鉄川の状況を聞くと、午前中は水が冷たく、水が温かくなる午後からの方が釣果が伸びるらしい。




日釣り券

日釣り券は¥1500なり。

1500円なら標準的なお値段ですね。




さてと・・・

僕は瀬での引き釣りが好きなので、瀬を中心にオトリを流す。

浅瀬では石アカの腐れがあるが、瀬ではアカ腐れもなく良い釣りが出来そうだ。

竿は1本しか持参しておらず、支流専用の7.5m-7mのズーム式鮎竿を持ってきた。仕掛けは水中糸0.07号の複合ラインに3本イカリ7号を使用することにした。




マジ!!!

さてと、仕掛けでも準備しようかと取り掛かっているとき、なんと!!穂先がないではありませんか!!!

最近、家で竿のメンテナンスをしており、穂先を仕舞い忘れたらしい。

せっかく岩手まで来て何たる失敗だぁ~

気分が落ち込んだとはいえ、もうオトリも日釣り券も購入したので、釣りをせずに帰るわけにはいかない。

「穂先がない竿にどうやって糸を縛るか?」

あまり変なことをして竿を傷つけたくないし、テープで何とか糸を固定するといっても、テープがないし・・・


色々と考えていると、ふと目の前に竹が生えている。この竹を利用して何とか糸を固定出来ないか?

2番節の竿尻に糸を結んだ竹を差して糸が抜けないように処理。その糸を竿の中に通して先端まで出す。さらに先端部は魚を掛けたときに竿が裂けないよう、竹の中に糸を通して竿に
差し込む。

これで、糸を引っ張っても抜けず、なんとか釣りが出来そうだ!




ポツリポツリ

さすがに穂先がないので竿の硬さが半端ではなく、クラスでいうなら”超々硬”って感じ。竿というより”棒”と言った方がいいようだ。

竿のアクシデントがあったけど、ポツリポツリと鮎が掛かる。ただ、ポンポンポンと連チャンまではいかないので、下流に移動しながら鮎釣りをしようとしたが、良い瀬には必ず釣り人が入っていた。




砂鉄川の鮎

砂鉄川の鮎は追い星の黄色が濃く、ヒレも黄色で、全身が黄色の綺麗な鮎。

鮎を掛けて鮎を抜くとき、空中に舞う黄色の鮎を見ると「この川で釣りが出来て良かった」とつくづく思う。

動 画

手ぶれがひどいですが、一応、水中動画を撮ってみました。




最後に・・・

竿先がないトラブルが発生したが、何とか思い出を残すことが出来てホッとしている。釣果は10匹には届かなかったが、穂先があって万全な状態だっととしても、倍までの釣果はいかなかったと思う。

川の中を見て、鮎もいいがヤマメもかなり生息していた。それもなかなかのサイズのヤマメ。
今度、岩手県で鮎釣りをする機会があれば別な川ですると思うが、鮎釣りセットとヤマメ釣りセットを準備したいと思っている。




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