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飯豊連峰の遅い春


飯豊連峰は新潟県と福島県と山形県にまたがる連峰で、標高は約2000m。新潟でも有数の豪雪地帯に属しているため、雪渓は万年雪として1年中残る。
飯豊連峰を源として流れ出る川は、荒川水系・胎内川・加治川・実川など、どれも水量が多くて険谷と知られる川ばかり。渓流釣りも泳ぎや大高巻きを強いられることから、6月中旬以降にならないと釣りはかなり厳しい。

そんな人を寄せ付けない飯豊連峰に、親父と2人で探索してきました。




ブナ林

飯豊連峰は”磐梯朝日国立公園”に指定されているので、ブナの原生林が多く残っている地域。
ブナは芽吹いたばかり。天気予報では麓は28℃になるという予報が出ており、5月の気温とは思えない暑さだが、ブナ林の中は適度に日を遮ってくれて、気持ちよく歩くことが出来る。

僕はブナ林が大好き。ブナ林の中では山菜はあまり採れないが、秋のシーズンになるとブナの倒木にキノコが出てくるので、倒木の数が多いところはキノコを採るチャンスなので、ブナの林の中をよく観察しながら歩く。




残雪が残る

麓の里山では残雪はほとんど見ることが出来ないが、山奥に来るとまだまだ多くの残雪が見られる。真冬の2月はどれくらい雪が積もるのだろう??

残雪の近くに行くとひんやりして涼しい・・・いや、ちょっと寒いくらいだ。

今日の狙いは、残雪の近くに出ている山菜を狙う。麓ではとうに旬が過ぎた山菜たちも、この残雪が残っているおかげで採ることが出来ると思う。





フキノトウ

親父がフキノトウを採っている。フキノトウは山菜の中でも早春に出る山菜で、僕の地域では4月第1週か2週目がフキノトウ採りのシーズン。麓より1か月も山菜が出るのが遅い。

親父にフキノトウを採るか?と聞くと、「フキ味噌が大好きな人にあげるから、フキノトウを採ってくれ」という。

食べる人がいるなら、喜んで採っていくよ!!




フキ味噌

花が開ききっていないフキノトウだが、フキ味噌にするならもっと花が開いて茎が伸びているフキノトウでも大丈夫。
とある温泉旅館から山菜採りの依頼がくるのだが、写真のようなフキノトウは天ぷら用にし、もっと伸びているフキノトウをフキ味噌用にしている。




いつまで・・・

残雪の横ではフキノトウがあちらこちらに出て、天ぷらサイズのフキノトウを採ることが出来るが、残雪が早めに溶けた場所(オレンジ色)では、茎が伸びたフキノトウが多く見られた。

茎が伸びたフキノトウは、なぜ今まで誰も採らないの?と思うかもしれませんが、たぶん、その時期は林道が雪で覆われているので、ここまで来ることが出来ないと思う。




コゴミ

早春の山菜である”コゴミ”

これも僕の地域では4月第3週ぐらいが採り頃なので、僕の地域よりも1か月遅く山菜が出ている。

コゴミが終わったら山菜シーズンが本番を迎え、ゼンマイ・ウド・コシアブラ・ウルイなど数多くの山菜を採ることが出来るが、飯豊連峰中腹ではまだ山菜シーズン本番ではないようだ。




コゴミ

コゴミも地域によって、食べる地域と食べない地域があり、僕の田舎はコゴミを食べる地域だ。その代わり、”赤コゴミ”と呼ばれる、地上から1本しか出ていないコゴミは僕の田舎はあまり食べない。

亡きじいさんが元気でいた頃、山菜を温泉施設や物産店に卸していたけど、”コゴミ”が一番単価が安かったなぁ・・・




ちょっと休憩

「山に行ったときに簡易コンロを使ってみてください。」と綱島釣遊会の一本竿MOTOさんから頂いた簡易コンロ。
ビールやコーヒーの空き缶を利用して作った自作品。燃料はドラッグストアーなどで売っているアルコールを燃料としていて、火力はかなり強い。

山菜採りだけでなく、釣行時にも温かいコーヒーや味噌汁を飲むことが出来るでの、大変、重宝している。




まだまだ・・・

麓では山菜シーズンの終盤を迎え、ワラビやフキ・ネマガリタケなどを採っているが、ここはこれからが山菜シーズンを迎える。
写真は去年に出たワラビが枯れたものだが、枯葉の量を見ると、このポイントではかなりの量のワラビを採ることが出来ると思う。

全般的に麓より一か月遅い山菜の出かたなので、このポイントのワラビも早くて6月上旬には出てくると思う。

田舎では6月になると山菜採りよりも畑の方が忙しくなるので、せっかくいいワラビが出るのに見向きされないのはもったいないね。




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