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雪解けの終焉・・山菜採り


ここ数年、冬が終わればすぐに夏のような気温が続き、東京では5月で気温30℃になるのも珍しくなくなってきた。新潟も東京と同じように5月でも夏日を記録するなど、連日暑い日が続く。こう暖かい日が続くと、山菜の成長も早く、あっという間に旬を過ぎてしまう。

「○○川の雪解けも終わってきている感じだから、川通しで山菜採りでも行かないか?」

今日行く川は周りが岩山になっていて、その岩山から落ちる雪が積り、5月になっても雪は溶けず、雪渓の厚さは10m以上積もっていることさえある。

雪渓がない山の斜面はすでに山菜の旬は終わっているが、今回はその雪渓が溶けだしたところに生える山菜を採ろうという計画である。




親父の案内

今日は親父の案内で山に連れて行ってもらうが、僕自身、この川に入渓するのは5年ぶりぐらいかな。以前、行ったときはイワナ釣りで入渓しており、その時の
イワナのサイズは8寸(24cm)程度だったが、数が釣れたのは覚えている。

川の濁りはかなり薄くなっているが、山奥ではまだまだ雪が多く残っているので、雪が溶けだす午後には濁りが出てくるだろう。




ゴルジュ帯

奥に行くにつれて川はだんだん狭くなってきて、流れがきつくなってきた。
雪解けが終わった今なら川通しで行けるが、雪解け最中なら水量も多いので、川通しで行くのはかなりきついだろう。




おっと

川を遡ると、先の方から冷たい冷気が漂ってくる。きっとこの先には雪渓があるのだろう。

このような雪渓をスノーブリッジというが、ブリッジの厚さを確認する親父。

「端っこはかなり薄いから、人が乗ると崩れるかもしれんな!」

スノーブリッジに上がるルートは、崖を登って別な場所から上がることにする。




山菜採り開始

今回の目的は、雪渓が溶けたところから出る山菜を採ること。すなわち、写真のような場所での山菜を狙っている訳だが、岩山で構成されている山なので、このようなポイントでは”ゼンマイ”や”山ウド”が最も多く採れる場所だ。




ゼンマイ

ほぼ直角の崖から出ているゼンマイを採る親父。指ぐらいの太さの木々を掴んで、崖を登ってゼンマイを採っていく。

このような非常に採りづらい場所に生えているゼンマイは、今まで誰にも採られていないので、太くて大きいゼンマイが採れる。




ゼンマイ

ゼンマイは”株”から数本生えて出ているが、”オスゼンマイ”は採ってはいけない。写真では中央の背の高いゼンマイがオスゼンマイだが、オス・メス全てのゼンマイを採ると、翌年からはゼンマイが出なくなってしまう。
オスゼンマイは採らず、メスゼンマイは2本を残すように採っていくようにする。

また、田舎の言い伝えだと思うが、乾燥したオスゼンマイを保存しておくと、虫が湧きやすくなると聞いたことがあるが・・・




ワラビ

ゼンマイを採る前、川に向かう最中に、いかにもワラビが出そうな場所を見つけた。

杉の伐採した後は陽当たりが良くなり、このような場所をワラビは好む。山を歩いている際、このような杉の伐採した後を通り掛かった時は、ワラビが出ていないかいつも確認をしている。




ワラビ

ワラビを多く採るコツは、”ワラビの枯葉(ワラビわらとも言うが)”を見つけること。
去年の枯葉が多い場所からワラビを採ることが出来れば、大量のワラビを採ることが出来ると思う。




今日の収穫

今日の収穫は”ゼンマイ”と”ワラビ”だが、半分遊び感覚で採っていたので採った量は大したことない。

一握りを一束にしてひもで縛り、塩蔵の準備をする。




塩蔵

樽の中にワラビを並べて、一列ごとにたっぷりと塩をふりかける。塩が少ないと夏場は腐ってしまうので、塩蔵は塩をケチらないこと。

ワラビは山菜シーズン終盤に出る山菜だが、僕の地方では6月に採ったワラビは硬く、塩蔵には不向きだという。

ゼンマイとワラビは今年の保存分は採ったし、あと塩蔵するものは”フキ”と”茎アザミ”ぐらいかな。




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