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福島潟での巨鯉釣り・・2015年春



木々の緑が色濃くなってきた5月中旬、メーターサイズの巨鯉を求めて新潟県・福島潟に向かう。

福島潟は僕の好きなフィールドの一つ。強いて言えば、僕を小物の鯉釣り師から、巨鯉を目指す大物釣り師にさせた思入れのある場所だ。

今回は2泊3日の泊まり込みで、メーターオーバーを目指して鯉釣りをしてみよう。

まずは、巨鯉が棲む福島潟の概要から説明したいと思う。




福島潟の位置

福島潟は新潟市北区に位置し、新潟県最大級の淡水湖沼。

面積は193haとかなり広く、ラムサール条約登録湿地に指定されています。




福島潟詳細

福島潟には中小13本の流れ込みがあり、排水口は新井郷川と福島潟放水路の2本のみ。

福島潟一面、ヨシ原に覆われており、中央部は複雑に水路が張り巡らされているので、釣り人が攻めることが出来ない未開のポイントが数多くある。

”潟”がつく地名のところは全体的に水深は浅いが、福島潟も本流以外は水深2m未満。特に中央部は浅い。




福島潟の海抜

福島潟の海抜はー0.4m。海より低いので、山から流れ出た水が海に出ていきません。
そこで、排水機場で強制的にポンプで吸い上げて、水を海に排出しています。

海抜0m以下は泥が溜まりやすいので、福島潟も川底は泥です。排水機場に近づけば近づくほどヘドロ化してくるので、泥といってもマシな方の泥です。




釣り場

今回のポイントは、広い福島潟でも本流が流れている場所で巨鯉を狙います。

以前に来たことがある実績ポイントですが、以前と言っても10数年経っているので、釣れるポイントが変わったような感じがしました。

どんな釣りでも言えることだが、釣りは”魚が釣れるポイント選び”が一番重要だと思う。どんな釣り名人でも、魚がいなければ絶対に釣れないので、まずはじっくりとポイント調査をすることにする。




調査開始

まず、黄色の点線上に鯉が横切る場所はどこか?を考えます。

一見、川底がフラットな感じがしますが、本流筋なので水深に変化があるはず。

そこで秘密兵器の投入です。




ワイヤレス魚群探知機

僕の秘密兵器の”ワイヤレス魚群探知機”。メイドイン”USA”ってやつです。

緑色の物体がワイヤレスで送信機になっていて、釣竿に送信機をセットして投げ飛ばせば水深が分かります。

ただ、この秘密兵器も欠点があって・・・

説明書が英文でしたが、その説明書によると送信距離が30mぐらいしかないんです。
そして、送信機にはボタン電池が入っているのですが、ボタン電池の取り外しが出来ないようになっていて、もし、送信機が電池切れの場合は、新たな送信機を買わなければならない構造になっているんです。

その送信機の値段は1ドル=100円換算なら7000円程度。今、2015年5月のレートは1ドル=120円なので9400円もします。電池の消耗も激しいので、商売上手に出来ている”ワイヤレス魚群探知機”ですが、電波の距離延長&電池交換可能に改造しました。

改造したのでメーカー保証はなくなりますが、動作不良でメーカーに送っても戻ってこない可能性もあるので、メーカー保障はいりません。




送信機

送信機は浮くようになっていて、釣竿にセットして狙いのポイントに投げ込みます。

送信機を投げた後は、ゆっくりとリールを巻くだけで、対岸から手前までの水深が分かります。




受信器

対岸に送信機を投げたら、水深2.4m・水温は16℃ありました。

あとはゆっくりリールを巻けば、川幅分の水深が分かります。




ポイントの詳細

ワイヤレス魚群探知機のおかげで、川の詳細を知ることが出来ました。

最深部は2.4mあり、対岸ぎりぎりが流芯になっています。このような2段底になっているところを攻める場合、僕は1番浅い0.7mと1番深い2.4mにエサを打ちます。
もし、浅い場所と深い場所に丸1日エサを打って当たりがなければ、A番に集中することができるので、釣れなくても次につながる攻め方をします。




竿は3本

川の流れを見ると流れがあり、おまけにゴミも多いので、対岸は風船釣法で攻めてみます。

川から流れるゴミは浮いているゴミだけでなく、水中に漂っているゴミも多いので、風船を使うことにより、水中に道糸が浸かっている長さを減らすことができます。

今日は3本竿で勝負しますが、2本は風船で対岸に仕掛けを投入し、もう1本は手前に投入します。




手前のポイント

手前のポイントは、岸が少しえぐられており、その部分にゴミが溜まっています。

そのゴミの下に仕掛けを投入します。




今日のエサは?

食わせはガルプのボイリー。ジャパンスペシャル何とかのネーミングに釣られて2年前に購入したもの。使わずお蔵入りはもったいないので、今回の釣行で使用。

寄せは写真の3種。特に今回はハエ用撒き餌を使うのがポイント。

鶴見川・綱島釣遊会のhikoさんからのアドバイスで、ハエ用の撒き餌は強烈に臭く、寄りは抜群とのこと。しかし、ジャミの寄せも抜群。
元々がハエ用だから、ジャミが寄っても当然なわけですが・・・

鯉パワー1袋に対し、鯉師は半袋・ハエ用撒き餌を半袋を混ぜて、鯉釣りの寄せエサとした。




早々と・・・

3本の竿をセットし終えたら、今度は野営の準備をします。

テントを準備して、その後に簡易ベットを組み立てて、なんだかんだと騒いでいたら、突然、センサーが鳴った。仕掛け投入から約1時間。

慌てて風船を見ると、あれ?風船が動いている雰囲気がないなぁ・・・

もしかして、手前の深さ70cmの竿か?と見ると、リールからものすごい勢いで糸が出ているではありませんか!

長さ85cm。なかなかの引きでした。

今日の夜は爆釣か!と思いきや、その後、センサーがなることなく、午後8時にテントの中で熟睡。




2日目

前日、午後8時に寝たので、目が覚めたのは翌朝3時でした。

少しづつ周りが明るくなり、鯉が水面を跳ねるかな?と水面を眺めていたが、鯉の跳ねは確認できませんでした。




ジャミの動向

鯉釣りはエサを投入すれば、あとは当たりが待つだけ。

鯉釣りは”待つ釣り”なので、この釣りは暇なんですよ。
釣り仲間がいれば釣り談義が盛り上がり、アッという間に暇な時間は過ぎるのですが、今日は1人なんで退屈。

そんな退屈な時は、小物でも釣って時間を潰そう。小物釣りでもこれは鯉釣りにも役立つ。もし、小物が入れ食い状態なら、鯉の寄せエサはジャミ達の餌食になっているだろう。

うーん・・・浮きが全然動かない。

どうやら、ジャミ達はそんな活発に動き回っていないようだ。




釣りがダメなら

小物釣りでは浮きがピクリともしなかったが、これならどうだ!

寄せエサには臭いが強烈なハエ用撒き餌100%。

3時間後、少しはジャミが入っているかなぁ〜と確認すると、ジャミは1匹も入っていませんでした。




12時にヒット

昼の12時ちょっと過ぎ、センサーがけたたましく鳴る。

ヒット竿は前日と同様の手前ポイント。

この2匹目の78cmで、鯉の捕食パターンを掴むことが出来た。鯉は浅い場所でエサを食べると。そして、対岸に打った場所では鯉は釣れないということを。


風船で釣っている2本のうち、1本を手前に打って、2本を手前ポイントにしよう。




類は友を呼ぶ

ちょっとワンド上になっているポイントに竿を移動した。水深は・・・50cm。

「いくら何でも浅すぎるだろう!」と声をかける人が、新潟鯉師会のSさん。

昨日からテントを張って鯉釣りをしているキチガイが気になって、ちょくちょく遊びに来てくれた。Sさんも話しの内容から鯉釣りは相当凝っていて、目指す目標が僕より大きい。

道糸は何号?
エサは何?
針は何号?・・・等々

「僕は道糸サンラインナイロン8号、エサはボイリー16mm、針は小さいのが好きで管付伊勢尼12号を使っています。」と言うと、Sさんは「それではメーター20は上がらんな!」と・・・

メーター20は”1m20cm”のこと。日本記録を目指すってことだね。

僕は日本記録を目指すと思ったことはなかったなぁ。




これが効く

新潟鯉師会のSさんからの差し入れの”ザリガニ”

「まだ、ザリガニを使うのは早いかもしれないけど、ザリガニで釣れた鯉はデカいぞ!小さくても85cmだぞ!」

ザリガニをエサにしたことは今までないので、Sさんにザリガニ釣法のあれこれを教えてもらいました。




針もデカっ!!

Sさんがザリガニを針につける時は、24号の針を使用している。

「ザリガニの身よりも頭の方が大事で、ザリガニの頭がなければ鯉は見向きもしないぞ。」
「鯉はザリガニの脳ミソが大好きで、脳ミソをチュウチュウと上手に吸うんだぞ。」
「針の大きさはザリガニに合わせて、身から腹の部分に通すために24号を使っているんだ。」
「あと、亀もザリガニを食べるから、2時間ごとに仕掛けを見た方がいいぞ!」

敵は亀吉かぁ・・・ボイリーも亀吉には苦労させられる。

ザリガニをつけた竿は、川筋真ん中の掛け上がりのAに打ち、対岸の流芯を狙うのはやめました。

ジャミに強く、亀にも強い。そんな鯉エサはないものかね・・・




暗くなってから

夜7時30分。50cmの浅瀬に打った竿のセンサーが鳴る。

型は81cmだが、狙い通りに仕留めた鯉なので喜びも大きい。




3日目

テント2夜目。午前3時ごろに水深70cmに打った竿のセンサーが鳴る。
前日は午後10時ごろに寝たので、ちょうど熟睡している時に起こされて、寝ぼけながら竿を握る。

型は85cm。(あとでちゃんと測ったら85cmでした。)

これで4匹目。1日で2匹ペースで釣れればもう満足です。

今回の釣行はこれで終わりにします。




今後の福島潟

今回の釣行ではメーターオーバーどころか、90cmオーバーさえ釣り上げることが出来なかったが、型の大小は時の運で、狙った通りに鯉を釣り上げることが出来ので大変満足している。

また、新潟鯉師会のSさんには色々と教えてもらったり、仕掛けを頂いたりと本当にお世話になりました。


ちょっと気になる点が一点。今、福島潟では堤防嵩上げの護岸工事をしているが、その工事の影響で、僕が釣った場所は姿を変えるらしい。

また一つ、僕の好きな釣り場所が消える。
思い出のある場所だけにとても残念だな・・・




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