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先週は親父と2人で会越国境の山にキノコ採りに出掛け、まずまずの収穫で山を下りることが出来たが、今週はよしおじさんと2人で山に登ってみる。
先週、会越国境の山を登ってみて、次週はもう少し標高が低い山がキノコの狙い目だと思っていたが、今年最後の山は飯豊連峰の山も登ってみたい。
しかし、標高が少し高いのでキノコは終わったかなぁ〜とよしおじさんにその思いを言ってみると、「行ってみないと分からんな」と・・・
そうだな!まず、飯豊の山に行ってみるか!
意気揚々と飯豊の山に踏み込んでみたが、そこはもう冬模様だった。
さすが飯豊連峰。もう秋が終わっちゃいました(^_^;)
「キノコは秋の味覚というからな!もう少し山を下りて、秋らしい山でキノコを採るぞ!!」
ということで、慌てて地元の里山にUターンしました。
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一応みるか・・・ |
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雪があるけど少しだけ山に入ってみます。
見つけたキノコは”ナメコ”と”ムキタケ”
ポツリポツリと出ている感じだったので、本格的に探してもあまりキノコを採ることが出来なかったと思う。
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地元の里山 |
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最初の目的の場所は雪があったが、地元の里山は秋真っ盛り。
「やっぱりキノコ採りは秋らしくないとな!」
狙っているポイントはないんだけど、適当に山に入ってキノコでも探してみよう!!
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山の雰囲気 |
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里山なので、いつも行くようなブナの原生林ではなく、周りには杉や栗がある雑木林です。
意外とこのような場所は誰も行っていないので、思わぬ収穫があるかもしれません。
昔は杉林で”スギヒラタケ”というキノコをよく採ったんですが、急に毒キノコに指定されてしまい、それ以来、スギヒラタケを採ることがなくなった。
白いキノコで良い出汁が出て、大根の葉とスギヒラタケの味噌汁は絶品。しかし、このキノコが原因と思われる急性脳炎を発症する事例が頻発して、毒キノコ指定になってしまった。
でも、このキノコが原因で急性脳炎を発症したと断定はしていないので、一部のキノコの本では”毒キノコ?”という表示も見られるが、食べない方が無難かもしれない。
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最初のキノコ |
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「これはクリタケだな!」
”クリタケ”は晩秋を代表するキノコの一つ。
字のごとく”栗”の木に多く出るキノコではあるが、ナラの木なんかにも良く出るキノコ。
写真は栗の枯れ木です。
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クリタケ |
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クリタケはシャキシャキしている食感があり、出汁も良く出るキノコなので、キノコ汁にするとおいしいキノコです。
しかし、このクリタケは海外では毒キノコ指定らしいですが、日本では過食は程々にという程度で毒キノコ扱いではない。
キノコって日本の基準と海外の基準が違っていて、日本では良いけど海外ではダメというキノコがあるけど、同じ人間が食べる物として国際基準があってもよさそうなもんだが・・・
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とりあえず |
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これで夕食の1品、クリタケ汁をゲットです。
別なキノコを探しても、この雑木林で採れるのは”クリタケ”だけでした。
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栗の枯れ木 |
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クリタケは腐敗菌なので、枯れ木や半分死んでいるような木にしか出ないキノコです。
今日はクリタケを多く採ることが出来たが、何故そんなに枯れた栗の木があるのか??
これはみんな”熊”の仕業です。
熊は栗が大好きです。ただ、その熊の採り方が問題でして、枝を折って栗を拾うんです。
枝を折られまくった木は枯れてしまいます。
クリタケは十分に採ったし、次のものを収穫しましましょうか!!
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この葉は・・・ |
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雑木林なので、そんなにキノコがあまり採れないのは分かっていました。なので、次はこの葉っぱを探します。
この細長いハート型の葉っぱは”自然薯”の葉。この蔓をたどって地面を掘れば山芋がゲット出来ます。
本当は秋がもっと深まり、葉っぱが黄色くなるのが山芋の掘り頃と言われている。それは葉の栄養が根に行くからだが、今回採ったのは少し緑が見えるので、採り頃より若干早いか。
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掘りまくり |
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山芋堀りは重労働です。平面のところよりも斜面にある方が掘りやすいが、それでも掘っている最中に木の根があったり、大きな石があったりして穴掘りは本当に大変です。
深さは1m以上は掘らないといけない。
交代しながら穴を掘っていきます。
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大当たり |
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山芋堀りで一番イヤのが大きな石に当たること。
この場所は石だらけで全然掘れません(>_<)
時には写真に写っている大石なんかに当たったら最悪です。1つの石を取り出すのに穴をもっと広げて大きな石を取り出す。かなりの時間ロスです。
それでも、今日の夕ご飯の大事な食材です。意地でも山芋を食べてやる!!と掘り進むと・・・
ポキッ!!!
山芋を折ってしまいました。
山芋堀りの美学は”芋を折らない”こと。
折ってしまったんで、採れた芋の写真は恥ずかしくて載せることが出来ません。
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