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今年は山菜が出るのが早いかなぁと思ったけど、新潟に帰省して山を見た瞬間、「あちゃ・・・これは5月連休中はあまり採れんぞ!」とすぐに思った。
山には残雪が例年以上に多く残っており、草木の芽吹きはまだまだ先。

僕の山菜採りのメインは”ゼンマイ”。山菜の中で最も値打ちがあり、最も危険な山菜採り。

ゼンマイは山菜シーズンでは中期に出る部類なんだけど、その時期はゼンマイだけでなく多くの山菜が出るので、山菜採りが一番楽しい時だと思う。

そのピークが5月連休なら最高なんだけど、今年は5月15日ぐらいかなぁと僕は感じた。

山を見て、いつ山菜が出るかを分かる感性を僕に教えてくれたのは親父であり、祖父であった。

その祖父が5月連休前に他界しました。

おじいちゃんは山の達人でした。現役の時は大工さんだったので、木に関する知識は抜群。僕が小学校の時、おじいちゃんと一緒に山を登ると「この木は”ブナ”という木だぞ。」とか「この木はコナラだ。」とか「この木が倒れると、次の年になるといっぱいキノコが出るんだぞ。」と、小さい僕に一所懸命教えてくれたもんだ。

そのような山の英才教育を受けたので、山菜やキノコはそれほど苦労せず採れるようになった。

祖父の葬儀も終わり、落ち着いたので、山に行ってみましようか!!



まだ早いだろう・・・

今年は山菜が出るのが遅い年だというのが分かったけど、山によって早く山菜が出る山もあれば遅く出る山もあります。

山菜が出るのが早い山は、西日が差し、風が当たる山です。そのような山は日当たりを好む山菜、例えばコゴミとかワラビとかが多く採れます。

反対に北向きで暗い山は、日当たりをあまり好まない山菜、例えばゼンマイやウルイとかが多く採れ、山ごとに採れる山菜の種類が違います。

全種類の山菜が多く採れる山はないということです。


さて、今日の山は地元で一番早く山菜が出る山ですが、山を見ると木に葉がついていません。でも、木が生えていない斜面を見ると、緑っぽくなっています。

これなら、早期に出る山菜は採れるはずです。




コゴミ畑

ちょっと旬が過ぎてしまったけど、コゴミはいくらでも採れます。

車から降りて1時間も歩いていない近場なんだけど、誰も採っていないです。

あまり人が来ない理由もあるんだけど、最近は田舎でも山菜を採る人が少なくなっているのもある。

僕らにとっては競争相手が少なくなって良いかもしれないけど、なんか寂しいですね。




良質なコゴミ

コゴミは香りがないので、万人向きな山菜でもあるけど、地域によっては香りがないために食べない地域もある。

コゴミは比較的簡単で大量に採れるので、価値は低い山菜。

その中でも良いコゴミというのがあって、枯葉が残っている株から出るコゴミが太くて良質とされている。




他にはないかな

今日はよしおじさんと2人で山菜採りだが、2人で1時間もあれば十分な量のコゴミを採ることが出来る。

「コゴミはもういいや。他に何か出ていないかな?」

帰りはゆっくり歩いて、他の山菜でも探しましょうか。




わさび

これは天然のワサビ。

白い花が咲いているときが採り頃のサイン。ちょっと頂いていこう。

葉ワサビを茹でるときは注意が必要だ。あまり茹ですぎると辛みがなくなってしまう。

僕の家では茹でる時間は5秒ぐらいかな。




田舎用語

僕の田舎では”ドンパ”と言われる山菜。正式名称は”イヌドウナ”と言うらしい。
山菜はその地方によって呼び方が違う。

”ドンパ”に似た偽物もあるけど、そんな時は茎を見てほしい。”ドンパ”は茎が中空になっていているんだ。

5月連休に採れた山菜を「鶴見川・綱島釣優会」に毎年送っているんだけど、今年はこの”ドンパ”の油炒めを送ったら大好評で、「茎の中が空いている山菜はおいしいなぁ」と言っていました。

ドンパっておいしいだろ〜




里で採ろう!!

奥山はあまり山菜が出ていないので、今度は里山での山菜採り。

雑木林を歩くと、お目当ての”コシアブラ”を発見!!

よしおじさんと二人で「コシアブラの木を引っ張れ!引っ張れ!」と・・・




柔らかい木

コシアブラの木はものすごく柔らかい木で、かなりしなって折れないんだ。

コシアブラの木が背丈以上になっていて、新芽に手が届かなくても、木をしならせれば簡単に新芽を採ることが出来る。




食べ頃サイズ

葉が開かない新芽がちょうど食べ頃。

葉が開き、大きくなると、食べたときに茎が固くて美味しくないんだ。


コシアブラを多く採るコツは、”親木”を見つけること。

小さいコシアブラの木を見つけたら、その周辺をよーく見てみると大きなコシアブラの木がある。これを”親木”というんだけど、親木を見つければ、いっぱいコシアブラの芽を採ることが出来る。

これはタラの芽でも同じことが言えるんだけどね。




次は・・・

タラの芽やワラビは、このような日当たりの良い場所に出る。

歩いてみると・・・あるよ!ワラビの枯葉が。




ワラビの枯葉

ワラビ採りの秘訣は”ワラビの枯葉”を見つけること。

前年の枯葉が多いってことは、それだけワラビがいっぱい出る。反対に枯葉が少ない場所はあまりワラビが採れないんだ。

山菜シーズンといえば春だけど、山菜を見つけるというのは夏や秋の方が多いです。

例えばタラの芽。夏には白くて大きな花を咲かせます。遠目でも目立ちます。
タラの木にいっぱい花が咲いているということは、春シーズンに芽を採られていないということ。その場所を覚えておいて来年の春シーズンに行けば、ピンポイントでタラの芽を採ることが出来ます。

ワラビの場合は晩秋。キノコ採りの時に山を歩くと、ワラビわらを見つけることがあるます。その枯れた藁(わら)の量を見て、この場所はどれくらいワラビが採れるかが分かります。

こんな感じで、雪が降る季節以外は常に山を観察すれば、多くの山菜が採れると思う。




最後に・・・

今年は山菜が出るのが遅いシーズンと言われるけど、僕が子供のころはもっと出るのが遅かった。近年は雪が多いのが原因だろうけど、今までの暖冬が異常だったと思う。

今年の5月連休は大して山菜は出ていなかったけど、これからが山菜採りの本番。

5/18・19日はゼンマイ採りを予定しています。

亡くなったおじいちゃんが「山にコブシが咲いた時、ゼンマイ採りがちょうどいい。」と教えてもらったが、5/18・19日は山にコブシが咲いているだろう。

ゼンマイだけでなく、ウド・ウルイ・シドキ・アイコ・・・いっぱい山菜が出ている季節はいいね!!




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