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4月2週、野人メンバーのぶさんのホームグラウンドである、栃木県奥鬼怒方面が解禁になりましたので、遊びに行ってきました。

狙いはダム湖産サクラマス。


去年は2回ほどサクラマスにチャレンジしたが、姿を見ることが出来なく、釣れるのはニジマスばかり。今年こそはサクラマスを・・・今年は去年よりも気合が入っています。


【サクラマスの予備知識】

サクラマスはヤマメの降海型の魚です。卵から孵化した稚魚たちは、エサが豊富に流れてくるポイントに縄張りを作りますが、縄張り争いに負けた稚魚は海を目指して川を下ります。
サクラマスの子供の頃は、渓流では生きていけない落第生なんです。
しかし、海に出て川に戻ると、その落第生が大物になって帰ってくる。帰ってくる時期が桜が咲く頃なので、サクラマスと呼ばれる諸説になっている。
ただ・・・サクラマスは数が少なく、漁協規制も禁漁になっている川も多いので、サクラマスは貴賓がある憧れの魚という感じです。




あまり寒くないなぁ

4月第2週の土曜。天気は小雨がパラパラとちらつく。

去年から始めたサクラマス釣りであるが、去年の解禁の時はメチャクチャ寒かった。ルアーを投げて巻いていると竿先が凍ってしまうほどの寒さだった。

今年は雨が少し降っているので、去年よりも寒い中での釣りかなと思いきや、なんか去年より寒くない。

「天気はイマイチだけど、今年は竿先が凍るほど寒くないなぁ。竿先が凍るとルアー投げられないから、雨が降っていても去年よりマシか。」


今年はのぶさんがビデオカメラをセットしていたので、野人達の勇士を動画でどうぞ。




3投目でした!!!

初めての動画投稿なので、UPするのに手間が掛かり、ページがなかなか更新できなかったことをお詫びします。動画のUPは簡単だったのですが、ファイル変換ソフトがイマイチでして・・・動画中央に文字が出ますが、無料のソフトは文字が出るんです。要はお金を払えば文字を消すよということなんですね。




42cmサクラマス

3投目で釣れたサクラマス。42cmでした。サクラマスはウロコが剥がれやすい魚ですが、銀色に輝いて綺麗でした。

子供の頃からの夢が現実になった瞬間です。

子供の頃、夏休みになると、毎日、川で遊んでいました。時にはヤスを持って魚を突いたり、竿を出してはヤマメやハヤを釣っていました。
ヤスを持って大淵で泳いだとき、淵深くの岩陰にものすごい大きな魚が隠れていたんです。これが初めて見たサクラマスでした。深さは3m以上もあり、何回もチャレンジして潜ってみたんですが、10歳の子供ではさすがに無理で、渋々諦めた記憶が蘇ってきました。

それから20数年が経ち、ようやく仕留めたサクラマス。うれしかったですね。




のぶさんとおばさん

「どう!釣れた!」

後ろを振り向くと、釣り竿を持った私のおばさん。女の人といえども、このダム湖で何匹ものサクラマスをゲットしている実力の持ち主です。後ろ姿をみても釣り師の風格が漂っています。

「3投目で42cmのサクラマス上げたよ!今年は幸先がいい年だね!」

おばさんに報告をして、私は別な場所に移動してサイズアップを狙います。


釣っている最中、「来た!」と叫ぶ声が・・・




48cmサクラマス

叫び声はおばさんでした。

どれどれ、どれくらいの魚が釣れたのかなと見たらデカい!!私の釣ったサクラマスの一回りも大きい魚です。見ただけで完全に負けました。

サイズを測ると48cm。幅もあり立派なサクラマスです。




サクラマスの歯


釣ったサクラマスの観察です。

おばさんが釣った48cmのサクラマスですが、ダム湖のワカサギを主食している肉食魚だけあって、歯はかなり鋭いです。素手で触ると指が切れそうです。

口の中を見ると、吐き出したワカサギが出てきた。大きさは5cmくらい小さなワカサギだったけど、サクラマスを釣るということは、ワカサギの行動パターンを知ればもっと釣果が伸びるんだなぁ・・・




午前の部

午前の部はサクラマス2本。

おばさんが2本のサクラマスを並べると「違うね。」と・・・・

42cmでも立派なサクラマスだと反論しようとしたが、確かに太さが違うから反論できず。それ以上にノーバイトののぶさんは口を閉ざしたまま。

まだまだ午前の部が終わっただけ。これから午後の部に備えて、一休みしましょうよ。


午後の部、日がかなり傾いた頃、のぶさんに待望の当たり。引きを見てもかなりの大物。

慎重にタモ入れをし、魚を見ると・・・「アレ!」

45cmのニジマスでした。今までのニジマス記録を更新するニジマスです。

でも、おばさんが釣った48cmを見ているので、喜びも半分なようでした。




翌朝

翌朝、日の出から釣りです。今日は午後には帰郷するので、午前の部だけの勝負です。

昨日は小雨がちらつく天気でしたが、今日は雲一つなく、風もない穏やかな朝です。

聞こえる音といえば、小鳥のさえずり、キツツキが木を突く音、自然の中にいるんだなぁと実感します。

昨日と違うのは天気だけでなく、ダム湖の流れも違います。ダム湖は風の流れによって、さまざまに変化します。昨日は下流から上流に流れていましたが、今日は上流から下流に流れている。

「こんな日にサクラマスが釣れれば最高だなぁ。」と思ったのは釣り開始1時間だけ。その内、「釣り人が釣りやすい条件の時は魚は釣れないものなんだよな。」とボヤキが出てくる。

しばらくすると流れが変わり、下流から上流へと流れる。昨日と同じ条件になると、魚の当たりが出るが、掛かりが浅く途中でバラしてしまう。

かろうじて、私がニジマスを上げるが型は小さい。メジャーで測るサイズではなく、23cmくらいといったところか。


今回2日間に渡ってサクラマスを狙って釣ることが出来たが、それ以上にこのポイントで魚が釣れる条件を見つけたのが何よりの収穫だった。それは水の流れ。

これから、まだまだこのポイントには通うことになるだろう。更なるサイズアップのサクラマスや、このダム湖で鯉を釣るのを目標にしているが、ダム湖はなかなか難しいよ。




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