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ナメコ・・・晩秋に出るキノコの代表格。

晩秋のキノコは、例年10月下旬ごろから出るのだが、今年は10月下旬になってもナメコが出る気配がなかった。

11月に入り、親父にナメコの出具合を聞くと、まだ2週間も早いという。

「2週間も遅い?11月下旬になると山に雪が降ってもおかしくないぞ!去年は11月上旬がピークだったのに今年は遅いなぁ・・・」

焦る気持ちを抑えながら、待つこと2週間後の11月21日。去年も大量のナメコを採ることができた五頭連峰に、親父・よしおじさん・東京の親戚のおじさん・私の4人でナメコ採りに行ってきました。




車だらけ・・・

ナメコ採りの前日の夜、晩酌を交わしながら4人で明日のナメコ採りの打ち合わせをする。

前日、親戚のおじさんが五頭連峰に偵察行くと、車が4台も止まっていたという。みんなナメコ採りだろう・・

「車があっても大丈夫!道沿いは採られているだろうけど、そんな奥には入っていないから。」

「そうそう。キノコ採りなんて道がない方がいいんだよ。」

こんな話をしながら、酒を呑み、夜が更けていく・・・



出発当日、ゆっくり朝ごはんを食べ、阿賀野川に鯉釣りの仕掛けをセットしたりしていたので、現地に着いたのが10時近くなってしまった。

山道には車が2台止まっており、ナメコ採りに来ている車だろう。

だいぶ出遅れてしまったが、狙うポイントが他の人と違うから大丈夫。私達が行くところは人の足跡がなく、もし足跡があってもそれは熊の足跡。そんなところだからね(^_^;)

今日は4人いるので、親父と親戚のおじさん、私とよしおじさんの2手に別れてナメコを探そう!!




今年も出会えたね!

山道沿いはチビナメコの姿が見えないくらい人に採られているが、道を外れて奥に入ると人の気配はない。

「人が入った形跡はないなぁ!しめしめ・・・」

と喜ぶのはつかの間、ものすごい椿の藪だらけ。周りをキョロキョロしながら藪をこいでいくと、立ち枯れしたナラの木の根元には大量のナメコがあった。

ちょうどいい盛りのナメコ。来週だと腐れて垂れてるだろうし、先週だと小さくで採るのがもったいないサイズだっただろう。

この最初の1本で、今日がナメコが出るピークだと確信した。




こっちにもあるぞ!

「ん!あれはナメコじゃないのか?」

50m先のナラの木を見てみると、上の方にポツポツとナメコが見える。

「上にちょっとナメコがあっても、根元にはビッシリとナメコが出ているかも知れんぞ!」

ナメコは程よい日当たりと湿度を好むキノコ。根元の方が湿度があるのでナメコが出やすい。それも大量に・・・


近づいてみると、思ったとおり根元にはナメコの群生。

ナメコは木の皮と木の間から出るが、この木はもう木の皮が無くなってきている。

「この木は皮が無くなってきているから、今年で終わりだな・・・」




ナメコの老菌

旬が過ぎてしまったナメコ。旬が過ぎたキノコは食べても美味しくない。それにキノコを裂いてみると虫がいっぱいいるんです。

キノコの旬っていつ?と聞かれるが、キノコの旬は胞子が出る瞬間が一番香りがあって美味しい。舞茸なんてものすごく香る。家の玄関を開けたら舞茸の香りがするぐらいだ。しかし、胞子が出ると虫が寄ってくるので日持ちがせず、一般的には傘が開いたキノコは売っていないだろう。

それが栽培物と天然物の違いだと思う。


旬は過ぎたナメコであったが、木の皮を見てほしい。木の皮が剥がれることなく、しっかりしているので、来年はもっといっぱいナメコが出る木だろう。




色・艶よし

傘が開ききっていないナメコであるが、キノコの色が濃い茶色していて、いかにも美味しそうなナメコ。

こんなナメコを見ると、早く家に帰ってキノコ汁食べたくなってきたなぁ〜




ナメコが出る条件

五頭連峰やその周辺の飯豊連峰会越国境山群の山々では多くのナラの木が枯れているが、どこの山に行ってもナメコが採れるかというとそうでもない。

「あそこの山は立ち枯れしたナラの木が多いけど、さっぱりナメコが出ていなかったなぁ〜」

なんていうこともあった。

「なんでナメコが出ないんだ?」と考えると、どうやら山の斜面の向きによって、収穫にバラつきがあるように思える。

特に北向きの斜面はナメコの収穫が少ないように感じる。

ナメコを多く採る条件は、ナラの木の立ち枯れが多くある・北向き以外の山の斜面・近くに川や沢がある場所なら、ナメコ採りしても空振りはないだろう。




大収穫

2手に別れてナメコを探していたが、私とよしおじさんチームは、山に入って2時間でリュックザックが満タンになってきた。

「そろそろ親父達と合流するか?」

「オーイ!!」と叫ぶと、100mほど離れたところから返事があった。

藪をこぎ、親父達と合流すると、親父達もリュックザックに入りきれないほどのナメコを採っていた。

「こっちは小さいナメコはあまりなかったが、そっちの方はどうだった?」と親父が聞くが、私達の方も小さいナメコが出ている木が少なく、今日がナメコのピークだった。




ナメコ以外のキノコは・・・

写真はクリタケ。

立ち枯れしたナラの木には、ナメコ以外にもムキタケ・クリタケなどが出るのだが、この山は湿気が少ないせいか、ナメコ以外はあまり出ていなかった。




小さいナメコ

今日は3時間ほどのナメコ採りであったが、4人ともリュックザックに入りきれないほどのナメコの収穫があった。

写真のように小さいナメコもあったが、そんなに多くはない。老菌も少なかったことから、ちょうどいい時期に山に入ることが出来たと思う。


去年のナメコ採りは11月上旬だったが、今年は11月下旬がピークだった。


11月下旬になると、いつ山に雪が降っても不思議ではない。今年はあまりにもナメコの出が遅いので、このままでは山に雪が降ってしまうぞと心配していたが、なんとかナメコを採ることが出来てホッとしている。




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